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ぬちがふぅ(命果報)ー玉砕場からの証言ー

◉ドキュメンタリー2012年/132分/SD/カラー/Blu-ray/日本語・ハングル・沖縄口/​DVD化

2019年上映予定

 

●5月12日(日)13:30『ぬちがふぅ(命果報)−玉砕場からの証言』

朴壽南監督を囲んでおしゃべりタイム

志木市柳瀬川図書館視聴覚室 (東武東上線・柳瀬川駅)

参加費:無料、主催:武蔵野市民学校

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涙無しには見られませんでした。美しい自然と現実が対照的で胸がつまりました。

真実はこうして必ず誰かの力によってこの世につたえられていくのですね。

沖縄の宿命に胸がかきむしられました。世界中の人に見てもらいたいです。

瀬戸内寂聴

監督:朴 壽南 製作:アリランのうた製作委員会
撮影:大津幸四郎、照屋真治 録音:奥井義哉

編集:上嶋皓之、小俣孝行 音楽:原 正美 

制作コーディネーター:安井喜雄
助監督:朴 麻衣 制作協力:プラネット映画資料図書館

2013年 山形国際ドキュメンタリー映画祭 特別招待

2013年 あいち国際女性映画祭 正式出品

2014年 釜山平和映画祭大賞<夢見る平和賞>受賞

2015年 CNEX台北ドキュメンタリー映画祭 正式出品

 

―私たちは恨の道で出会い、ぼう大な沖縄の民衆の「恨」を撮影してきた

沖縄の人々に強いられた「玉砕」(集団自決)と朝鮮から連行された「慰安婦」「軍属」の真実に迫った第3作。タイトルは命の幸せをかみしめた沖縄の言葉。1945年3月、米軍が上陸した慶良間(けらま)諸島で日本軍の命令により玉砕の悲劇が起こった。2005年、元戦隊長らが自決命令は出してないと「大江・岩波沖縄戦裁判」を起し、教科書から「軍命」が削除される事態の中、真相を追い再び沖縄へ。玉砕訓示を聞いた男性や遺族の新証言を集めた。20余年前の撮影フィルムを織り交ぜ、朝鮮人「軍属」「慰安婦」と沖縄人の恨(ハン)を27人の証言で描く。第2部製作中。
 

制作によせて 朴壽南
 

1945年3月26日、米軍は本島上陸の一週間前、慶良間諸島に上陸。海峡を埋め尽くした米軍の艦船と空を飛び交う爆撃機を、はじめ住民たちは日本軍だと思い「天皇陛下、万歳!」と歓呼の声をあげた。神の国の必勝を信じていた住民には夢にも敵艦船とは思わなかったからである。それが「鬼畜米英」だと分かった時、小さな島々では、日本軍の玉砕命令によって、愛する妻や姉や幼児に手をかける「玉砕」の惨劇が次々と起こった。日本軍は住民どうしの殺し合い-「玉砕」に駆り立てたばかりではなく、阿嘉島では避難している住民500人を皆殺しにする作戦を二度も企てた。

しかし、それは事前に漏れ住民の大半が米軍の保護を求めて脱出した。私は1992年、九死に一生をえて生還した元軍属6名と遺族らを韓国から招請。軍夫たちが米軍陣地への「斬り込み」に駆り立てられた現場や監禁・虐殺された地下壕などを捜し検証していく。本島最大の激戦となった中部戦線では、朝鮮人軍夫や沖縄の少年兵たちが爆雷を背負わされ、進撃してくる米軍戦車に体当たりをさせられた目撃証言。南部の洞窟陣地、アブチラガマでは「慰安婦」の少女たちが日本軍に撃ち殺されたという証言を得た。後半では「玉砕は軍の命令ではなかった」とする裁判や「軍命」削除の教科書検定で国内を揺るがしたその根拠が、根も葉もないデッチあげであったことを座間味村の元役場・助役の妹の証言で明らかにしている。沖縄戦の戦争責任の改ざんが何者によってしくまれたかー。その解明は、現在製作中の「ぬちがふぅ」第2部へ引き継がれる。

終了しました

『沈黙 立ち上がる慰安婦』神戸公開記念
朴壽南(パク スナム)特集

2018年7月7日〜22日 神戸映画資料館 公式サイト

タイムテーブル

7月7日(土)

13:30 「ぬちがふぅ(命果報)」
16:00 「ぬちがふぅ(命果報)」

7月8日(日)

13:30 「ぬちがふぅ(命果報)」
15:50  講演:朴壽南(予定)
16:50 「ぬちがふぅ(命果報)」

7月21日(土)

13:30 「もうひとつのヒロシマ アリランのうた」
14:50 「アリランのうた オキナワからの証言」

7月22日(日)

13:30 「もうひとつのヒロシマ アリランのうた」
14:50 「アリランのうた オキナワからの証言

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